どうせなら楽しく!

2020年に第一子の小学校受験を控えている母親です。自分の考えを整理したいと思いブログを始めました。第一子ははこあら、第二子はめだかとブログ上では記載しております。

年長夏に向けて

気がつけば6月。

コロナ期間はお受験はペーパーくらいで、子供達がやりたいことをとことんやりました。

実験

生き物の世話

人体について

歴史

料理

地図作り

音楽

…こんなところかな。

あとは読書。常に本を読んでました。読むのは児童書がメイン。本好きに育ってくれて嬉しい。

音楽は結果を残すことができ、私の手を離れました。何より大きな舞台で、やればできるという自信をつけられたことがよかった。

 

ペーパーはもう大丈夫。あれだけやればね。

 

願書も添削待ち。

 

残る課題は集団行動。

個人塾のみでここまできたので、いよいよ夏期講習にて大手に参戦。そして模試もスタート。

 

コロナのおかげで、お受験だけが全てではないと思えたこと、家族で過ごす時間が以前よりも更に増えたことはとてもよかった。

 

残り5ヶ月。

あまり緊張感のない我が家ですが、気持ちのゆとりが1番と思うので、楽しみたいと思います。

 

"お"受験ですから。

当日知恵熱がでることもあるかもしれません。

勿論きをつけますけど、なんせ子供だからわからない。

 

受験が全ての幼稚園時代にはしない。

これだけは最後まで貫きます。

 

 

 

ダメ!を言わなければ子どもは伸びる

あっという間に3月ですね。

最近本当にペーパーができるようになってきました。わからない分野は今のところない。過去問を見ても、ケアレスミスを気をつければ大丈夫そう。工作も、絵画もびっくりするほど上達してきました。今まで先が見えない中コツコツ取り組んできたことが開花したように感じます。お友達からも一緒に取り組みたいと言われる機会が増えました。

 

開花のきっかけはこの本かもしれません。

 

「ダメ!」を言わなければ子どもは伸びる

「ダメ!」を言わなければ子どもは伸びる

 

 

子供の現実に目をつむってよい、という箇所には目から鱗が落ちました。目をつむることができない親は必ず子供を傷つけるとあり、まさに私のことだと改めました。
そしてあれもできない、これもできないと毎日小言のオンパレードでしたがやめました。いいじゃない今できなくても、と思えるようになり気持ちにゆとりができました。こあらもそのままの自分を受け入れてもらえたことに気がつき、タイトルどおり伸び始めました。
 
そして、今や受験よりも音楽の方が大変なのです。ペーパーはこあらにとっては歯磨きと同様に当たり前にこなすことなので問題はないのですが、音楽はやることがたくさん。親子共々日々音楽のことで頭がいっぱい。受験で御縁がなくても、それはそれで音楽に専念できると思い、なんだか受験まっしぐらから解放されました。春季講習も模試も受けません。音楽が忙し過ぎて。それでもたぶん大丈夫と今は思えます。大きな挑戦をすることはきっとこあらを成長させてくれるはず。
 
あっという間に3月も終わりそうです。
悔いのない幼稚園時代を過ごさせてあげたい。毎日公園に行き、お友達とかけまわり、大好きな音楽を奏で、受験のこともやりきる、そんな3月にします。
 

もう節分!

気付いたらブログも更新せず、新年を迎え2月に。今更ですが明けましておめでとうございます。不定期更新のこのブログですが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さてお正月は、御節を作り、凧揚げをし、福笑いをし、羽根つき、コマ回し、餅つき、百人一首…とお正月らしいことをつめこみ笑、過ごしました。

スキーにスケートと冬のスポーツも満喫しております。かまくらを見に行く予定でしたが、雪不足につき旅行自体を断念…。それでも日々水仙山茶花、梅などを眺めたりしながら、冬を味わっております。

そして明日は節分ということで、今日は鰯柊、鬼のお面などを折り紙で作りました。

こあらのペーパーは理解が進んだと思う機会が増えました。怪しいのは観覧車と量と感じたので、本日紙皿とシールで観覧車を作り、グルグル回して遊びながら問題を出したら、コツ掴んだ様子。そして量については、同じジュースを5本購入し、同じ型の5つのグラスに注いで1つ1つ確認。わかった!と何度も言っていたので、大丈夫でしょう。

勉強は楽しいもので、学ぶことは楽しいことを知ってもらいたいと最近強く思います。

幼稚園生活を受験一色にはしたくない、という気持ちも益々強くなり、ここへきて色々チャレンジ。絵本も毎週15冊借り、おうち英語も少し強化。そして春は音楽の習い事で挑戦し、四月からは新しい習い事もスタート。こあらはどれもずっとやりたいと言っていたのに、それを私がセーブしていました。受験をしなかったら、迷うことなくどれも取り組んでいたと思うので、受験を理由に我慢させるのはやめました。やりたいというのならとことん付き合うよ、と私も吹っ切れました。

ということで、毎日生きるだけで精一杯!

もうすぐ春休み。我が家は先生とご相談し、春季講習も模試もなし。季節を味わいながら、挑戦の春を楽しみたいと思います。

学ぶ楽しさ

子供を幼稚園に送った帰り道にふと、一年後はもうお稽古にも通っていないしペーパーもやっていないのかと思ったら無性に寂しくなった。

最近、受験準備がとても楽しい。

今朝は、環境ラベルについて学んだ。

何となく理解していたつもりだったけど、ひとつひとつ確認しながらどんな意味があるのか調べていく作業は楽しかった。

折り紙で八百屋さんごっこをする、色んな食べ物を作ってレストランごっこをする、あやとりをする、もみじやイチョウはどこにあるのか、サザンカはどのように散って行くのか、受験をしなかったら今ほど真剣に取り組まなかっただろうし、ここまでの興味を持つことはなかったと思う。そして毎日のお絵描きも幼稚園児でこれだけ自分の描きたいことを描けたら楽しいだろうなぁと思う。

最近もっと色んなことを知りたい、もっと色んなものを観察して描いてみたいと子供が望むようになってきた。

お稽古では行動観察もあり、みんなで話し合って大きな作品を作り発表する。幼稚園とは違った仲間と協力して取り組むことも、受験を考えなければ経験できなかったと思う。

ペーパーを始めた頃は、考える機会や時間を奪ってしまわないかと危惧していた。けれども最近は本来就学前に出来て欲しいことの確認ツールとしてペーパーがあり、ペーパーができない部分は、私が今までの子育てで網羅できていなかった箇所なのだと考えるようになった。どうしても得意不得意があり、例えば昔話なんかも全部は読み聞かせていなかったなとペーパーを通して気がつくことができた。ヤゴがトンボになることはわかるのに、ひよこが鶏になるのはわからないなど、知識の偏りがペーパーをすることで可視化される。あぁそうか、と鳥の図鑑を眺めたり、動物園に行き実物を見て習得していく。その後はもうペーパーに出てきても大丈夫。

こんな風に、ペーパーを学ぶきっかけと考え取り組んでいくと、兎に角楽しいのだ。

学ぶ楽しさという副産物を得られたことは、大きなそしてとても嬉しい誤算だった。

このような取り組みがあと一年もないと思うとさみしい。だからこの学ぶ楽しさは、受験が終わっても子供と追求していきたいと思う。

最近のあれこれ

子供達も私も風邪をひくことなく元気に過ごしています。ペーパーは更に量が増えました。薄々と勘づいてはいたのですが、どうやらこあらはペーパーが好きなようです。工作も絵画も体操も好きなので、今のところお稽古は幼稚園と同じくらい楽しいそう。よかったよかった。やることが多過ぎて私の方が毎日ヘロヘロですが、今まで学んできたことが実を結び出しているという実感が持てているので、なんとか持ちこたえてます。あとはこのまま走り続けられるかどうか。こあらの日常はあまり変わらないかな。ここ最近は葉っぱをお友達と集め、葉っぱのお布団で寝たり、みんなで葉っぱをかけあいっこしたりと逞しく秋を満喫しています。兎に角心も体も健やかに。そしてどうせなら毎日笑って楽しく過ごしながら、今年を締めくくりたいです。

 

答えのない問いに試行錯誤し続けられる子に育って欲しい

ここのところペーパーが増えて現実逃避したくなり、中学受験の漫画を読んでみた。結論、私には小学校受験の方が向いてると思った。また今日から頑張れそう。

個人的には、じゅりちゃん、加藤くんが好き。好きなものがあるって強いよね。そして子供主体の家族もステキ。私もあんな風に育てたい。

あとは粘って頑張った経験のある子は受験でも強い、という先生の言葉も良かった。

受験だけでなく、その後の人生でも強いと思う。

みんなで競い合うのも楽しそうだけど、こあらには自分のペースでのんびり学ぶ楽しさを見つけて欲しい。追い込まれなければ勉強しないかしら。

暗算の達人 驚異の高速暗算テクニック

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例えば私はこの本が好き。子供達の視界に入る場所にこれをしれっとおいて、算数を好きになる種蒔きだけはして、あとはご自由にどうぞ、というのが私の理想。じゅりちゃんのところも、理社は遊び感覚で覚えて、算数は鼻歌まじりで解くとあったけど、勉強=遊びと捉えられているからかな。     

でも実際中学受験ともなると、島津くんの親みたいになるのだろうか…、怖すぎるけどお母さんがまともなのが救いだった。いくら受験で合格しても、精神に異常をきたしてコミュニケーションを取れなくなったりしたら元も子もない。小学校受験にせよ、勉強=辛い、子供の精神がおかしくなるなら受験からは即撤退と決めている。

いま、ここで輝く。 ~超進学校を飛び出したカリスマ教師「イモニイ」と奇跡の教室

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そしてずっと読みたかったこの本。kindle unlimitedにあり、早速読んだ。正解のある問いに対して試行錯誤する癖をつけることで、正解のない問いに対しても試行錯誤し答えを追求し続けられるようになる、と記載されていたのだけど、私の目指す子育てはまさにそこ。正解のある問いはAIが答えてくれる。正解のない問いを見つけ、追求し続けることは人間にしか出来ないと思う。いもにい、いいなー。子供にはぜひ通わせたい。いもにいの周りには信頼できる大人が集まる、とあったが子供にもそういう環境で生きて欲しい。自分を信じ、真っ直ぐ進めば、同じように信じられる人が集まってくると私も思う。類は友を呼ぶ。だから、まずは子供達自身が自分を信じて好きな道を進めるよう、受験に追われることなく試行錯誤する時間をつくってあげたい。

糸山先生のどんぐり倶楽部もやりたいし、探究学舎も興味がある。

学校では試行錯誤する教育はなかなかしてくれないから、家庭で提供すれば良いと考えている。

12歳までに「絶対学力」を育てる学習法―すべての教科に役立つ万能の思考力を伸ばす

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強烈なオヤジが高校も塾も通わせずに3人の息子を京都大学に放り込んだ話 (一般書)

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両親の役割

私は決めたことはやりたいタイプ。夫は、楽しく過ごすことを最優先するタイプ。

子供達を19時に寝室へ連れて行き、19時半に就寝させたいと思っているのは私だ。夫は寝る時間はそこまで拘らず、ゆったり楽しく過ごしたいという。

大概夫は18時迄には帰宅し、子供達をお風呂にいれるのだが、私が声をかけないと1時間近く入っている。絵本だって19時半を過ぎても子供達に頼まれればずっと読んでいる。そんなわけで夫がいると私としては思い通りにスケジュールが進まず、何故協力してくれないのかと思っていた。

先週から夫が出張で、とてもスムーズにスケジュールが進み私は大満足だった。子供達もたっぷり寝るので朝も気持ちよく起き、穏やかな日々を過ごせた。でも何か物足りなさを感じた。

昨晩夫が子供達とお風呂に入っていたとき、私は部屋の掃除をしていたのだが、その時に物足りなさの答えがわかった。

それは笑い声だった。

私と子供達だけで過ごした日々は、穏やかで落ち着いたものだったが、笑い声が圧倒的に少なかった。お風呂に入る、着替える、歯を磨く、寝室に行く、ただそれだけでも夫と子供達は大爆笑、大騒ぎしながら過ごしているのだ。

規則正しく過ごすことも大切だけど、それと同じくらい毎日笑い転げて過ごすことも大切なことだと今更気がついた。勿論夫に任せていたら、寝る時間も何時になるかわからないので、私はこれまで通りだけれど、夫には今までのよう何故協力してくれないの、とは思わない。むしろ子供達と楽しい時間を過ごしてくれることに感謝の気持ちが芽生えている。そして互いに相手の考えを尊重しながら子育てをしていったら面白いだろうなーと思った。5年も子育てして、昨日やっとそのことに気がついた。そのことを夫に話したら、笑っていた。私には私の役割が、夫には夫の役割がある。それぞれが良いと思う子育てを擦り合わせながらしていけばいいのかな、と思った。