どうせなら楽しく!

2020年に第一子の小学校受験を控えている母親です。自分の考えを整理したいと思いブログを始めました。第一子ははこあら、第二子はめだかとブログ上では記載しております。

学ぶ楽しさ

子供を幼稚園に送った帰り道にふと、一年後はもうお稽古にも通っていないしペーパーもやっていないのかと思ったら無性に寂しくなった。

最近、受験準備がとても楽しい。

今朝は、環境ラベルについて学んだ。

何となく理解していたつもりだったけど、ひとつひとつ確認しながらどんな意味があるのか調べていく作業は楽しかった。

折り紙で八百屋さんごっこをする、色んな食べ物を作ってレストランごっこをする、あやとりをする、もみじやイチョウはどこにあるのか、サザンカはどのように散って行くのか、受験をしなかったら今ほど真剣に取り組まなかっただろうし、ここまでの興味を持つことはなかったと思う。そして毎日のお絵描きも幼稚園児でこれだけ自分の描きたいことを描けたら楽しいだろうなぁと思う。

最近もっと色んなことを知りたい、もっと色んなものを観察して描いてみたいと子供が望むようになってきた。

お稽古では行動観察もあり、みんなで話し合って大きな作品を作り発表する。幼稚園とは違った仲間と協力して取り組むことも、受験を考えなければ経験できなかったと思う。

ペーパーを始めた頃は、考える機会や時間を奪ってしまわないかと危惧していた。けれども最近は本来就学前に出来て欲しいことの確認ツールとしてペーパーがあり、ペーパーができない部分は、私が今までの子育てで網羅できていなかった箇所なのだと考えるようになった。どうしても得意不得意があり、例えば昔話なんかも全部は読み聞かせていなかったなとペーパーを通して気がつくことができた。ヤゴがトンボになることはわかるのに、ひよこが鶏になるのはわからないなど、知識の偏りがペーパーをすることで可視化される。あぁそうか、と鳥の図鑑を眺めたり、動物園に行き実物を見て習得していく。その後はもうペーパーに出てきても大丈夫。

こんな風に、ペーパーを学ぶきっかけと考え取り組んでいくと、兎に角楽しいのだ。

学ぶ楽しさという副産物を得られたことは、大きなそしてとても嬉しい誤算だった。

このような取り組みがあと一年もないと思うとさみしい。だからこの学ぶ楽しさは、受験が終わっても子供と追求していきたいと思う。